パパのお金の話29〜米国債って種類がたくさん?〜
こんにちは。
ひろし万太郎です!
みなさん前回の記事で債券について、興味を持っていただけたでしょうか?
米国債投資は簡単であることから私もオススメしています!
しかし、米国債といえどいろいろあります!
色々ある中から、どれがいいかご説明しましょう。
米国債はまず大きな2つに分けられます。
それは、購入してから償還日までの期間が長いか短いかです。
もちろん償還日までの期間が長いほど、お金を貸している期間も長くなるので利回りが良くなります!
現在、野村證券では11ヵ月から27年11ヵ月と長さの幅が広いです。
期間以外にも、利付か利付でないかにも分けることができます。
利付はその名の通り、定期的に利子が支払われる国債です。
逆に、利付でないと利子が支払われることはないので、償還日までお金が入ることはありません。
「利付じゃないと意味ないじゃん(笑)」
と思った方!決してそんなことはないのですよ!
利付でない国債は、通称『ゼロクーポン』と呼ばれます。
ゼロクーポンのいいところは、国債の購入額が安くなることです!!
また、定期的に利子が支払われることがないため、複利の効果が大きくなります!
イメージができない方のために図示化してみましょう。
①利付米国債
定期的に利金が支払われますが、初期投資額と償還額は同等になります。
②ゼロクーポン米国債
償還日まで一銭も入りませんが、初期投資額が安いのがゼロクーポンの旨みです。
償還日が長ければ長いほど割安となります。
「どの米国債を買ったらいいかわからないよー!!」
という方のために、ひろし万太郎式(笑)タイプ別オススメ米国債を紹介します!
では、下の図をご覧ください。
縦軸にアクティブ度、横軸にズボラ度をとっています。
ここでいうアクティブ度とは、米国債以外にもほかの投資を頻繁に行い、資産を回しているかの尺度です。
ズボラ度は、ポートフォリオにおける米国債の割合の大きさを表します。米国債の割合が高ければ、それだけズボラ度が高いということになります(笑)
では4つのセクターをひとつずつ見ていきましょう。
①利付で償還日までの期間が短い
①に当てはまる方は、米国債以外の資産運用に重きを置き、頻繁に売買等をしている人です。
米国債がポートフォリオの2〜3割を占め、その他は株やFX等の投資で定期的に売買をするという方が当てはまります。
メインとしている投資で利金を再投資したいというかたにオススメです!
②利付で償還日までの期間が長い
②に当てはまる方は、米国債に重きを置いているが、その他にも資産運用に手を出している人です。
米国債を中心としつつも、その他ちょこちょこと別の投資にも手を出している方が当てはまります。
③ゼロクーポンで償還日までの期間が短い
③に当てはまる方は、米国債以外の資産運用に重きを置き、その資産運用でも頻繁にお金を使うことはない人です。
米国債投資の恩恵はあまり期待できません。
ゼロクーポン特有の複利の効果もあまり得ることができず、ちょっとだけ待って少しだけでも利益を得たいと思う方が当てはまります。
④ゼロクーポンで償還日までの期間が長い
④に当てはまる方は、米国債以外の投資は全く考えていない人です。
生粋の米国債投資家であり、年金や保険の代わりして投資を考える方が当てはまります。
みなさんは当てはまるセクターがありましたか?
現在、別の投資をしている方でも米国債をポートフォリオの一部として、分散投資とするのもありです!
また、④のようにゼロクーポン米国債だけに投資をし、将来の年金の代わりとしてもらうのももちろんありです!
投資は様々な種類があって迷ってしまいがちですが、自分のスタイルに合ってる方法を選ぶことが大切ですよ!
「悪い癖を捨て、正しい投資を心がけましょう!」
ひろし万太郎