【ORCL】パパのお金の話49〜銘柄分析その13〜
こんにちは。
ひろし万太郎です!
銘柄分析の第 弾です!
今回は少し前にニュースにもなった銘柄を紹介します。
それは『オラクル』です!
どんなニュースだったかというと、バフェット率いるバークシャーハサウェイがオラクルの株を大量に手放したということです。
理由は、
バフェット「株を購入した後も、まだ同社のビジネスを理解していないと感じた。理解という観点から、私は考えを変えることにした。オラクルは素晴らしい企業だが、クラウド事業がどこに向かっているのか理解していないと感じる。」
とのことです。
バフェットといえば、その企業の事業を理解できるかできないかという基準を投資判断に用いています。
理解できないものを保有してしまったということが、バフェットにとっては珍しい気がしますね!
前置きはこれぐらいで、それではいつものように見ていきましょう!
オラクル(ORCL)
1977年に設立された企業で、ソフトウェア製造・販売を主な事業としています。
日本オラクルもありますので、知っている方は知っていると思います。
もちろん東証1部上場企業ですよ!
セクターとしてはハイテクにあたります。
回復相場に強い銘柄です!
しかし、不況時には下降トレンドが顕著にあらわれやすい気がします。
営業キャッシュフロー
ハイテクセクターなので営業キャッシュフローはあてにできません。
営業キャッシュフローは少々右肩上がりといった感じで安定はしています。
バリュー株には急成長は望みませんのでいい感じだと思います!
純利益も営業キャッシュフローを超えていないのでOKです!
配当利回り
2018年は増配がありませんでした。
長期投資家には残念なポイントです。
配当利回りは1.8%程度と、優良銘柄株の中ではいいとはいえません。
月足チャート
ここ10年の月足チャートを見ていきましょう。
綺麗に右肩上がりですね!
10年前から見ると、株価が2.5倍程度上昇しています!
PERは58倍で超割高な感じがしますね…
♢投資判断
これまでのことを踏まえて、オラクルへの投資は…
「可もなく不可もなく」
といったところでしょうか。
私も保有はしているのですが、今更ながら判断ミスをしたような気がします。
要因を挙げるとしたら、まずは配当ですね。
配当利回りが2%を切ってしまっているのは、長期投資家には正直微妙なポイントです。
もっと配当利回りが高い優良銘柄があるので、そっちから選ぶべきだった気がします。
しかし、財務健全性は決して悪くありません。
キャピタルゲインは取ることができるかと思います。
なので、中短期向けなのかなとも感じます。
☆結論
①:オラクルへの長期投資は「微妙」
②:営業キャッシュフローは右肩上がり
③:営業キャシュフロー・マージンはあてにできない
④:2018年増配なし
⑤:どちらかといったら中短期投資向け銘柄!
「確かにキャピタルゲインはとれています!」
ひろし万太郎